ごようてい 【御用邸 】 天皇(てんのう)や皇族(こうぞく)が,静養(せいよう)や避暑(ひしょ)・避寒(ひかん)のために訪(おとず)れる別荘(べっそう)。現在(げんざい)あるのは,栃木(とちぎ)県の那須御用邸(なすごようてい),神奈川(かながわ)県の葉山御用邸(はやまごようてい),静岡(しずおか)県の須崎御用邸(すざきごようてい)の3か所。なお,那須御用邸(なすごようてい)の敷地(しきち)の約(やく)半分(570ha)が宮内庁(くないちょう)から環境省(かんきょうしょう)に移管(いかん)され,日光(にっこう)国立公園の一部として2011(平成(へいせい)23)年度に一般(いっぱん)開放されている。◇2011(平成(へいせい)23)年の東日本大震災(だいしんさい)では,被災(ひさい)した福島(ふくしま)県からの避難者(ひなんしゃ)を那須御用邸(なすごようてい)の職員施設(しょくいんしせつ)に受け入れている。