*ごりょうかく【五稜郭】 北海道(ほっかいどう)南部,函館(はこだて)市にある洋式城郭(じょうかく)。1857年から建設(けんせつ)を始め,1864年に完成(かんせい)した。江戸幕府(えどばくふ)が開港地となった箱館(はこだて)(函館)の奉行所(ぶぎょうしょ)をおいた。星形をしているので五稜郭(ごりょうかく)とよばれた。戊辰戦争(ぼしんせんそう)のさい,榎本武揚(えのもとたけあき)・大鳥圭介(おおとりけいすけ)ら旧(きゅう)幕府(ばくふ)軍(ぐん)が五稜郭(ごりょうかく)にたてこもったが1869(明治(めいじ)2)年5月,来攻(らいこう)した新政府軍(せいふぐん)とたたかってついに敗(やぶ)れた(五稜郭(ごりょうかく)の戦(たたか)い)。コーチ 五稜郭(ごりょうかく)の戦(たたか)いの敗戦(はいせん)によって,鳥羽(とば)・伏見(ふしみ)の戦(たたか)い以来(いらい)の旧幕府軍(きゅうばくふぐん)の抵抗(ていこう)(戊辰戦争(ぼしんせんそう))は終わりをつげた。