コルクそう【コルク層】 樹木(じゅもく)の幹(みき)の皮のすぐ内側(がわ)に,コルク質(しつ)の細胞(さいぼう)が層(そう)になっているもの。コルクは細胞壁(さいぼうへき)が厚(あつ)くなった死細胞(さいぼう)で,多孔質(たこうしつ)で弾力(だんりょく)がある。地中海沿岸(えんがん)のコルクガシなどから採取(さいしゅ)したものは,いわゆるコルクとして,びんのせんなどに用いられる。コーチ フック(ロバート=)が細胞(さいぼう)を発見した材料(ざいりょう)は,コルクの薄片(はくへん)であった。