*こんごうぶじ【金剛峯寺】 和歌山(わかやま)県の高野(こうや)山にある寺院。空海(くうかい)(弘法大師(こうぼうだいし))が唐(とう)(中国)から帰国したのち,816年ここに真言宗(しんごんしゅう)の道場をつくり,金剛峯寺(こんごうぶじ)と名を定めた。とくに平安時代の後期,法皇(ほうおう)や貴族(きぞく)の信仰(しんこう)があつく,多くの参拝(さんぱい)者が集まった。現在(げんざい)でも真言宗(しんごんしゅう)の総(そう)本山としてさかえている。 交通 南海高野(なんかいこうや)線極楽橋(ごくらくばし)下車,高野(こうや)山までケーブルで約(やく)5分。