こんせききかん【〈痕〉跡器官】 遠い過去(かこ)の時代には,はたらいていた器官(きかん)が,現在(げんざい)ではその機能(きのう)をうしない,形も不完全(ふかんぜん)で小さくなって退化(たいか)し,そのこん跡(せき)がのこっているもの。コーチ クジラの後ろ足の骨(ほね),ヒトの虫垂(ちゅうすい)や耳を動かす筋肉(きんにく)などはその例(れい)。