さいとうりゅうすけ【斎藤隆介】 (1917〜1985)昭和時代の児童(じどう)文学者。東京(とうきょう)に生まれる。本名隆勝(たかかつ)。民話(みんわ)形式による短編(たんぺん)童話集『ベロ出しチョンマ』で注目された。『八郎(はちろう)』『三こ』は版画(はんが)家滝平二郎(たきだいらじろう)(1921〜2009)と組んで絵本化された。また,『モチモチの木』『ソメコとオニ』など,教科書にのり,今も親しまれている。