ざいばつ【財閥】 多くの会社・銀行を支配(しはい)し,産業(さんぎょう)全体に大きな支配(しはい)力をもっている特定(とくてい)の大資本(しほん)家一族,企業集団(きぎょうしゅうだん)。コンツェルンの日本独特(どくとく)の形態(けいたい)で,三井(みつい)・岩崎(いわさき)(三菱(みつびし))・住友(すみとも)一族などが代表。中心となる親会社(持株(もちかぶ)会社)が,多数の子会社の株(かぶ)をもってこれを支配(しはい)した。 コーチ 政府(せいふ)や政党(せいとう)とむすんで,とくに第二次世界大戦(たいせん)前の日本の政治(せいじ)に大きな影響(えいきょう)力をもっていた。