さいぼうきかん【細胞器官】 単細胞(たんさいぼう)生物の細胞(さいぼう)の中にあって,多細胞(たさいぼう)生物の器官(きかん)と同じような働(はたら)きをしているもの。細胞小器官(さいぼうしょうきかん)ともいう。たとえば,ゾウリムシの収縮胞(しゅうしゅくほう)は排出(はいしゅつ)の働(はたら)きをする細胞器官(さいぼうきかん)であり,ミドリムシの眼点(がんてん)は,目と同じように光を感じる細胞器官(さいぼうきかん)である。 細胞器官(さいぼうきかん)は,原形質(げんけいしつ)の一部が器官(きかん)としてはたらくように特殊(とくしゅ)化したものである。