サカハチチョウ ふつう年2回の発生で,4〜5月に春型(はるがた)があらわれ,7〜8月に夏型(なつがた)が見られる。やや山地性(せい)で,樹林周辺(じゅりんしゅうへん)の草地にすむチョウ。羽を開くと,羽の模様(もよう)がちょうど八の字をさかさにしたように見えることから,この名前がついた。ウツギやセリ科植物で蜜(みつ)をすい,地上で吸水(きゅうすい)することも多い。道ばたや草の上に羽を開いてとまる。さなぎで越冬(えっとう)する。開張(かいちょう):35〜40mm。見(み)られる時期(じき):5〜9月(がつ)。分布(ぶんぷ):北海道(ほっかいどう)・本州(ほんしゅう)・四国(しこく)・九州(きゅうしゅう)。(昆虫類(こんちゅうるい) チョウ目(もく) タテハチョウ科(か))