さきゅう【砂丘】 風または流水によって運ばれた砂(すな)が,たい積(せき)して生じた丘(おか)。風の自由な進行をさまたげるような所に砂(すな)がたい積(せき)し,しだいに成長(せいちょう)して丘(おか)をつくる。一般(いっぱん)に風上側(がわ)はゆるい傾斜(けいしゃ)をなし,風下側(がわ)は急傾斜(けいしゃ)である。大陸(たいりく)内部の砂漠(さばく)地帯(ちたい)に発達(はったつ)したものを内陸砂丘(ないりくさきゅう),海岸に発達(はったつ)したものを海岸砂丘(さきゅう)とよぶ。コーチ 日本では,鳥取砂丘(とっとりさきゅう)・内灘砂丘(うちなださきゅう)・新潟砂丘(にいがたさきゅう)・中田島(なかたじま)砂丘などが知られる。