さす【砂州】

砂(さ）しの一種(いっしゅ）で，湾(わん）や入り江(え）などの入り口をほとんどとざしているもの。遠浅(とおあさ）の海岸では，波によって沖合(おきあ）いに土砂(どしゃ）やれきが運ばれ，たい積(せき）し，海岸線に平行な砂州(さす）をつくり，海岸線との間に潟(かた）をつくる。◇京都府(きょうとふ）の天橋立(あまのはしだて）や鳥取(とっとり）県の弓ヶ浜(ゆみがはま）（夜見ヶ浜(よみがはま））はその例(れい）である。