さつませんだい【薩摩川内(鹿児島県の都市)】 鹿児島(かごしま)県薩摩(さつま)半島の北西部と甑島列島(こしきしまれっとう)からなる市。市街(しがい)地の中心に川内(せんだい)川が流れる。半島側の川内(せんだい)地区には薩摩(さつま)国の国府(こくふ)がおかれていた。米づくりや特産(とくさん)品のラッキョウ・パッションフルーツ栽培(さいばい)の農業のほか,チリメンジャコ・キビナゴ・アジなどの海の漁(りょう)や,川内(せんだい)川の落ちアユ漁(りょう)などが行われる。甑島列島(こしきしまれっとう)でも近海漁業(ぎょぎょう)や真珠(しんじゅ)の養殖(ようしょく)が行われている。◇2004(平成(へいせい)16)年10月12日,川内(せんだい)市・樋脇(ひわき)町・入来(いりき)町・東郷(とうごう)町・祁答院(けどういん)町・里(さと)村・上甑(かみこしき)村・下甑(しもこしき)村・鹿島(かしま)村が合併(がっぺい)して誕生(たんじょう)。人口:10.0万。