サトウハチロー (1903〜1973)昭和時代の童謡(どうよう)詩人・小説(しょうせつ)家。本名佐藤八郎(さとうはちろう)。東京(とうきょう)に生まれる。中学を中退(ちゅうたい)して,流浪(るろう)生活を送ったが,1926年に詩集『爪色(つめいろ)の雨』を発表してみとめられる。その後,少年向けの詩を多く書いたが,ユーモア作家・歌謡(かよう)曲の作詞(さくし)家としても活躍(かつやく)。童謡(どうよう)集『叱(しか)られ坊主(ぼうず)』『木のぼり小僧(こぞう)』など。詩集『おかあさん』もよく知られている。