さとやま【里山】 人が住む町や村である「里」と,山間部の中間に位置(いち)する自然(しぜん)のこと。薪(たきぎ)や炭を得(え)るために人の手によってつくり変(か)えられた山林などの二次的(てき)な自然で,屋敷林(やしきりん)や田んぼや畑などの里地も里山のうちにふくまれ,日本の昔からのいなかの風景(ふうけい)といえる。魚や昆虫(こんちゅう)など身近な里の生き物をはぐくむ貴重(きちょう)な自然環境(しぜんかんきょう)となっている。