さなだまさゆき【真田昌幸】

(1547〜1611)戦国時代(せんごくじだい）・安土桃山時代(あづちももやまじだい）の武将(ぶしょう）。真田幸隆(さなだゆきたか）の三男(さんなん）で，真田幸村(さなだゆきむら）の父(ちち）。信濃(しなの）(現長野県(げんながのけん）)に生(う）まれる。初(はじ）めは武田信玄(たけだしんげん）に仕(つか）えたが，武田氏滅亡後(たけだしめつぼうご）は織田信長(おだのぶなが），徳川家康(とくがわいえやす），豊臣秀吉(とよとみひでよし）に仕(つか）えた。上田城(うえだじょう）を築城(ちくじょう）し，関ヶ原(せきがはら）の戦(たたか）いでは西軍(せいぐん）に属(ぞく）して次男(じなん）の幸村(ゆきむら）とともに上田城(うえだじょう）で徳川秀忠(とくがわひでただ）の西上(せいじょう）を阻止(そし）した。関ヶ原(せきがはら）の戦(たたか）い後(ご）は死罪(しざい）を免(まぬが）れて高野山(こうやさん）に流(なが）され，同地(どうち）で没(ぼっ）した。