さのう【砂のう】 鳥類(ちょうるい)に見られる消化管(かん)の一部の構造(こうぞう)。鳥類(ちょうるい)の胃(い)は前胃(ぜんい)と砂(さ)のうに分かれていて,前胃(ぜんい)は消化液(えき)を分泌(ぶんぴつ)するが,砂(さ)のうは,中に砂粒(さりゅう)をたくわえて穀粒(こくりゅう)などをすりつぶす。◇昆虫(こんちゅう)やミミズなどにも消化管(かん)に砂(さ)のうをもつものがある。