サハラさばく【サハラ砂漠】 北アフリカにある世界最大(さいだい)の砂漠(さばく)。西は大西洋から,東はナイル川(広義(こうぎ)には紅海(こうかい))におよぶ。地形はひくい台地状(じょう)をなし,その中にアハガル高原やいくつかの火山性(せい)の高山がある。西部は岩石砂漠(さばく)が多く,東部は砂砂漠(すなさばく)。地下資源(しげん)が豊富(ほうふ)で,石油・鉄鉱石(てっこうせき)・リン鉱石(こうせき)などを産出(さんしゅつ)。16世紀(せいき)ごろから隊商(たいしょう)路が開かれ,19世紀(せいき)には奴隷貿易(どれいぼうえき)路としてさかえた。面積(めんせき):860(広義(こうぎ)907)万km2。コーチ 現在(げんざい)は主要(しゅよう)オアシスをむすぶ自動車道路も開かれている。