サラセニア 観賞(かんしょう)用に栽培(さいばい)される多年生の食虫植物。根元から筒状(つつじょう)の葉をだし,その上方にふたのような葉片(ようへん)がある。葉片(ようへん)が蜜(みつ)を分泌(ぶんぴつ)して昆虫(こんちゅう)をさそい,葉の筒(つつ)の中に落として消化する。筒(つつ)の上部には下向きの毛があり,下部はすべりやすくて,落ちた昆虫(こんちゅう)ははい上がれない。花は黄色か赤色で,長い花茎(かけい)の先に1個(こ)下向きにつく。花期:5〜6月。原産(げんさん)地:北アメリカ東部の湿地(しっち)。(被子植物(ひししょくぶつ) ツツジ目(もく) サラセニア科(か))