サルコジ(ニコラ=) (1955〜 )フランスの第5共和国第6代大統領(だいとうりょう)(在任(ざいにん)2007〜2012)。亡命(ぼうめい)ハンガリー貴族(きぞく)の家系(かけい)にパリで生まれる。1983年,28歳(さい)でパリ近郊(きんこう)のヌイイ市長になり,1988年,国民議会(こくみんぎかい)(下院)議員(ぎいん)に初当選(はつとうせん)(ヌイイ市長と兼職(けんしょく))。1993年にヌイイ市内幼稚園(ようちえん)で起こった爆弾犯(ばくだんはん)の立てこもり事件(じけん)の解決(かいけつ)で一躍(いちやく)有名になる。以後,財務大臣(ざいむだいじん),内務大臣(ないむだいじん)を歴任(れきにん),2004年右派民衆運動連合(うはみんしゅううんどうれんごう)(UMP)党首(とうしゅ)に選出(せんしゅつ)される。シラク大統領退陣(だいとうりょうたいじん)による大統領選挙(だいとうりょうせんきょ)で,社会党のロワイヤル元環境大臣(かんきょうだいじん)を決選投票(けっせんとうひょう)でやぶり当選(とうせん)。