サルモネラきん【サルモネラ菌】 食中毒(しょくちゅうどく)をおこす腸内細菌(ちょうないさいきん)の一群(いちぐん)のものの総称(そうしょう)。大腸菌(だいちょうきん)によく似(に)ている。この菌(きん)による食中毒(しょくちゅうどく)は,ネズミの大小便(だいしょうべん)でよごされた食物などでおこるが,食べる前に加熱(かねつ)すると殺菌(さっきん)され,菌(きん)の毒(どく)ものこらない。チフス菌(きん)・パラチフス菌(きん)もこのなかまである。コーチ 下水やどぶ川などに存在(そんざい)するが,腸(ちょう)内に入り繁殖(はんしょく)しなければ害(がい)はない。