サワラ【〈椹〉<植物>】 山地に自生もするが,また植栽もされている常緑(じょうりょく)高木。葉はうろこ状(じょう)で交互(こうご)に対生する。雌雄同株(しゆうどうしゅ)。花は小形で小枝(こえだ)のはしにつく。雄花(おばな)は紫褐色(しかっしょく)で,黄色の花粉(かふん)をだす。雌花(めばな)は紅紫(こうし)色。球果(きゅうか)は球形で10〜11月に黄褐色(おうかっしょく)に熟(じゅく)す。高さ:30〜40m。花期:4月。分布(ぶんぷ):本州(岩手(いわて)県早池峰(はやちね)山以南(いなん))・九州(長崎(ながさき)県雲仙岳(うんぜんだけ)まで)。(裸子植物(らししょくぶつ) ヒノキ目(もく) ヒノキ科(か))