サンゴチュウ 刺胞(しほう)動物のうち,サンゴをつくる動物の虫体。虫体の形はイソギンチャク状(じょう)で,口のまわりに触手(しょくしゅ),体の外側(がわ)には石灰質(せっかいしつ)の骨格(こっかく)がある。この虫体が無数(むすう)につながって,かたまり状(じょう)または木の枝状(えだじょう)の群体(ぐんたい)をつくり,各種(かくしゅ)のサンゴとなる。◇とくにイシサンゴ類(るい)の虫体の骨格(こっかく)はかたく,多数の群体(ぐんたい)が集まってサンゴ礁(しょう)をつくる。