さんちたい【山地帯】 垂直分布(すいちょくぶんぷ)からみた植物帯(たい)の1つ。低山帯(ていざんたい)ともいう。本州中部を例(れい)にとると標高(ひょうこう)700〜1700mの地域(ちいき)で,いわゆるブナ帯(たい)にあたる。ブナ・ミズナラ・カエデ類(るい)などの落葉広葉樹(こうようじゅ)が多く,アカマツ・ヒノキ・スギ・モミなどの針葉樹(しんようじゅ)も混生(こんせい)する。