サン=テグジュペリ(アントワーヌ=ド=) (1900〜1944)フランスの小説(しょうせつ)家。民間航空(みんかんこうくう)会社のパイロットとして活躍(かつやく)しながら小説(しょうせつ)を書いた。その体験(たいけん)をもとに発表した『夜間飛行(やかんひこう)』(1931年)は,人間の勇気(ゆうき)にみちた行動をたたえ,行動主義(しゅぎ)文学の代表作の1つとなった。作品はほかに『人間の土地』『戦(たたか)う操縦士(そうじゅうし)』などがある。◇1944年第二次世界大戦(たいせん)中に,連合軍(れんごうぐん)の飛行士(ひこうし)として偵察飛行(ていさつひこう)に出たまま,行方不明(ゆくえふめい)となった。コーチ 童話『星の王子さま』は,純粋(じゅんすい)な夢(ゆめ)の美しさによって,広く愛読(あいどく)されている。