さんないまるやまいせき【三内丸山遺跡】 青森(あおもり)県青森(あおもり)市南西の丘陵地帯(きゅうりょうちたい)にある縄文(じょうもん)時代の大規模(きぼ)な集落遺跡(いせき)。1992(平成(へいせい)4)年4月からの発掘調査(はっくつちょうさ)で,約(やく)480棟(むね)のたて穴住居跡(あなじゅうきょあと)や,漆(うるし)ぬりの土器(どき)・木製容器(もくせいようき)などが多数出土した。1994年7月には,大型(おおがた)の建造(けんぞう)物を思わせる直径約(ちょっけいやく)1mもある柱の穴(あな)が6つ発見され,クリなどの栽培(さいばい)も推定(すいてい)されていて,従来(じゅうらい)の縄文(じょうもん)時代のイメージをくつがえすものとして注目されている。国の特別史跡(とくべつしせき)に指定。