さんぶんし【散文詩】 行分けをしないで,ふつうの文章(散文(さんぶん))と同じ形式で書かれた詩。形式は散文(さんぶん)であるが,その中に詩の感情(かんじょう)をこめたもので,詩としての言葉のひびきや味わいをもっている。ボードレールの『パリの憂鬱(ゆううつ)』やツルゲーネフの『散文詩(さんぶんし)』などが知られている。