さんようどう【山陽道】 古代の行政(ぎょうせい)区画である七道の1つ。播磨(はりま)国・美作(みまさか)国・備前(びぜん)国・備中(びっちゅう)国・備後(びんご)国・安芸(あき)国・周防(すおう)国・長門(ながと)国の8か国からなる。今の兵庫(ひょうご)・岡山(おかやま)・広島(ひろしま)・山口(やまぐち)の4県で,瀬戸内(せとない)海に面し,早くから開けた。コーチ これらの国を海ぞいにむすぶ道路も山陽道といい,京都(きょうと)から北九州の大宰府(だざいふ)にいたる唯一(ゆいいつ)の大路として重視(じゅうし)された。