ジェネリックいやくひん【ジェネリック医薬品】

有効成分(ゆうこうせいぶん）や製法(せいほう）の特許(とっきょ）期限(きげん）が切れた，後発医薬品のこと。新しく開発された先発医薬品は，20〜25年の特許(とっきょ）期間内は開発した製薬(せいやく）会社が独占的(どくせんてき）に製造(せいぞう）・販売(はんばい）することが保護(ほご）されているが，特許(とっきょ）期限が切れるとほかの製薬(せいやく）会社でも同じ有効成分(ゆうこうせいぶん）・製法(せいほう）の薬を，より低価格(ていかかく）で，製造(せいぞう）・販売(はんばい）できるようになる。有効性(ゆうこうせい）や安全性(せい）が確認(かくにん）されているうえ，患者(かんじゃ）にとっては医療費負担(いりょうひふたん）の軽減(けいげん）にもつながる。