シェーンベルク (1874〜1951)アメリカ合衆国(がっしゅうこく)の作曲家。オーストリア生まれ。少年期から音楽の才能(さいのう)をあらわしたが,作曲はほとんど独学(どくがく)で身につけた。1905〜1915年ごろ,伝統的(でんとうてき)な法則(ほうそく)からはずれた音楽を書き,傑作(けっさく)『月につかれたピエロ』を発表。十二音技法(ぎほう)という新しい音楽の領域(りょういき)を開拓(かいたく)し,現代(げんだい)音楽の方向を決定するような大きな影響(えいきょう)をあたえた。