しおざかい【潮境】 性質(せいしつ)の異(こと)なる海水のかたまりの境界(きょうかい)。接触(せっしょく)した部分の両側(がわ)で水温や塩分(えんぶん)の濃度(のうど)などが急にかわり,水色や透明(とうめい)度なども変化(へんか)する。海流の収束帯(しゅうそくたい)などに生じ,親潮(おやしお)と黒潮(くろしお)が接触(せっしょく)する三陸沖(さんりくおき)や,ラブラドル海流とメキシコ湾流(わんりゅう)が接触(せっしょく)するニューファンドランド沖(おき)などが好例(こうれい)である。コーチ 潮境(しおざかい)にそって潮目(しおめ)ができ,よい漁場(ぎょじょう)を形成(けいせい)する。