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しがいせん【紫外線】

電磁(でんじ波の中で波長が400nm(ナノメートル。1ナノメートルは1000000分の1mm)から,X線の波長に近い10nmぐらいまでのものをいう。化学線ともいう。

紫外線(しがいせん性質(せいしつとしては,

(1)多くの物質(ぶっしつ吸収(きゅうしゅうされる。

(2)りん光や蛍光(けいこうを出す物質(ぶっしつにあてると,りん光や蛍光(けいこうを出す。

(3)光電効果(こうかの作用が強く,ほとんどすべての金属(きんぞくから電子(光電子)を放射(ほうしゃさせる。

(4)電離(でんり作用があり,気体分子や原子から電子を放出させて,その分子や原子を電離(でんりさせる。

(5)化学作用があり,オゾン(O3)をつくったり,写真乾板(かんぱんを感光させる。

(6)生物に対しては,殺菌(さっきん作用が強い。日光消毒(しょうどくはこれを利用(りようした方法(ほうほうである。

また,紫外線照射(しがいせんしょうしゃによる殺菌法(さっきんほうも行われる。

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