ジカねつ【ジカ熱 】 ジカウイルスに感染(かんせん)して起(お)こる感染症(かんせんしょう)。ジカウイルス感染症(かんせんしょう)ともいう。東南(とうなん)アジア・アフリカ・南(みなみ)アメリカなどの熱帯(ねったい)地域(ちいき)でみられ,おもにジカウイルスをもったカ(蚊(か))にさされることで感染(かんせん)する。潜伏期間(せんぷくきかん)は2〜12日で,発症(はっしょう)すると発熱(はつねつ)・発(ほっ)しん・筋肉(きんにく)や関節(かんせつ)の痛(いた)み・頭痛(ずつう)などを引(ひ)き起(お)こす。感染(かんせん)しても症状(しょうじょう)がでるのは2割(わり)ほどで,症状(しょうじょう)がでてもほとんどの場合(ばあい)は軽症(けいしょう)ですむが,妊婦(にんぷ)が感染(かんせん)すると生(う)まれてくる子(こ)どもが小頭症(しょうとうしょう)になる可能性(かのうせい)がある。