じききあつけい【自記気圧計】 気圧(きあつ)を自動的(じどうてき)に記録(きろく)する器械(きかい)。代表的(だいひょうてき)なものにアネロイド自記気圧(きあつ)計がある。内部を真空にしたかん(空ごう)の動きをてこによって拡大(かくだい)してペンの動きにかえ,気圧(きあつ)の変化(へんか)を時計じかけの回転円筒(えんとう)にまいた自記紙に記録(きろく)するものである。水銀気圧(きあつ)計と比較(ひかく)して,ときどき補正(ほせい)して使用する。コーチ 気象官署(きしょうかんしょ)の気象観測(きしょうかんそく)では,円筒(えんとう)の振動数(しんどうすう)が気圧(きあつ)によって変化(へんか)することを応用(おうよう)した円筒振動式気圧(えんとうしんどうしききあつ)計が使われている。