じきふうこうけい【自記風向計】 風向を自動的(じどうてき)に記録(きろく)する器械(きかい)。最(もっと)も簡単(かんたん)なものは,風向をしめす矢ばねの軸(じく)に円筒(えんとう)をとりつけ,その上にまいた自記紙に,風向の変化(へんか)に応(おう)じて動くペン先で記録(きろく)させる形式である。近年は風車型(がた)自記風向風速計が用いられている。自記紙上で10分間の風向記録(きろく)の中心位置(いち)を見つけて読みとり,16方位(ほうい)のどれにあたるかで風向を示(しめ)す。