じく【軸】 数学では,種々(しゅじゅ)の意味に用いられる。まず,1つの図形に対して,1つの直線が存在(そんざい)して,この図形が直線に関(かん)して対称(たいしょう)になるならば,この直線は,この図形の対称軸(たいしょうじく)とよばれる。また平面上の図形を,この平面上の1つの直線のまわりに1回転して得(え)られる空間図形を回転体とよび,最初(さいしょ)の直線をこの回転体の回転軸(じく),または軸(じく)という。◇x 軸(じく),y 軸(じく),z 軸(じく)などの座標軸(ざひょうじく)にも用いられる。