シジミチョウ チョウ目(もく) シジミチョウ科(か)に属(ぞく)する昆虫(こんちゅう)。日本(迷(めい)チョウをふくめて)に産(さん)するもの69種(しゅ)。小型(こがた)のチョウで,後ろ羽に尾状突起(びじょうとっき)をもつものが多い。和名の語尾(ごび)には,かならず「シジミ」または「ツバメ」の名がつく。幼虫(ようちゅう)は各種(かくしゅ)の双子葉類(そうしようるい)の新芽(しんめ)・若葉(わかば)・つぼみ・花・果実(かじつ)などを食べ,アリと密接(みっせつ)な関係(かんけい)をもつものもいる。コーチ ゴイシシジミの幼虫(ようちゅう)はアブラムシを食べるが,成虫(せいちゅう)もアブラムシの出すしるをえさとする。日本産(さん)のチョウのなかで,純肉食性(じゅんにくしょくせい)のものはこの1種(しゅ)しかいない。