しじょうかいにゅう【市場介入】 為替(かわせ)市場の乱高下(らんこうげ)をおさえたり,極端(きょくたん)な方向への流れをおさえるために,通貨(つうか)当局が銀行間為替(かわせ)市場で外貨(がいか)を売買すること。たとえば,円高・ドル安が進みすぎた場合,日本銀行は市場介入(かいにゅう)し,市場でドルを買い,ドル相場を支(ささ)えて下落を防(ふせ)ごうとする。1国の通貨(つうか)当局が単独(たんどく)で行う場合を単独介入(たんどくかいにゅう),複数(ふくすう)国が同じ目的(もくてき)で行う場合を協調介入(きょうちょうかいにゅう)とよぶ。