じしんくうはくいき【地震空白域】 近い将来(しょうらい)大地震(じしん)がおこる可能性(かのうせい)のある地域(ちいき)。海溝(かいこう)にそっておこるマグニチュード8前後の大地震(じしん)は,地震(じしん)活動の地帯(ちたい)をちょうどうめつくすように発生しているので,長い間大地震(じしん)がおきていない場所が空白域(いき)(第1種(しゅ)空白域(いき))となる。大地震(じしん)のおこる前に,震源(しんげん)付近(ふきん)で一時的(いちじてき)に地震(じしん)がおこらなくなる現象(げんしょう)を前兆的(ぜんちょうてき)空白域(いき)(第2種(しゅ)空白域(いき))とよぶ。◇東海沖(おき)は地震(じしん)空白域(いき)と考えられ,予知の対象(たいしょう)になっている。