じすべり【地すべり】 山や谷の斜面(しゃめん)がひとかたまりになり,ひくい方向へ少しずつ動くこと。全国的(ぜんこくてき)におこるが,とくに新潟(にいがた)・長野(ながの)県の山地,温泉(おんせん)地域(ちいき)に多い。地下水や地震(じしん)が原因(げんいん)となりやすい。やわらかい粘土(ねんど)層(そう)をはさむ地域(ちいき)で,雪どけ・大雨・梅雨(つゆ)のときにおこりやすく,集落・耕地(こうち)・山林に災害(さいがい)をもたらすことがある。