しぜんエネルギーきょうぎかい【自然エネルギー協議会】

太陽光発電や風力発電などの自然(しぜん）エネルギーの普及(ふきゅう）と促進(そくしん）を目的(もくてき）とする任意団体(にんいだんたい）。2011（平成(へいせい）23）年の東日本大震災(だいしんさい）による福島(ふくしま）第一原子力発電所の事故(じこ）をうけて，原子力発電に依存(いそん）しない，自然(しぜん）エネルギーの普及(ふきゅう）を目ざし，同年7月に設立(せつりつ）された。岡山(おかやま）県，神奈川(かながわ）県，大阪府(おおさかふ）などの地方自治体(じちたい）の首長(しゅちょう）が役員に名をつらね，事務(じむ）局長はソフトバンクグループ社長の孫正義(そんまさよし）がつとめる。実質的(じっしつてき）には孫正義(そんまさよし）が旗(はた）ふり役で，太陽光をはじめとする自然(しぜん）エネルギー利用(りよう）の発電設備(せつび）の建設(けんせつ），それにともなうコンピュータネットワークを用いたスマートグリッドによる送電網(そうでんもう）を将来(しょうらい）の視野(しや）に入れていると考えられる。太陽光発電，風力発電，スマートグリッド