しぜんぶんるい【自然分類】 生物が進化してきた道すじを考え,それをもとにした分類(ぶんるい)の方式。人為分類(じんいぶんるい)に対していう。ダーウィンの進化説(せつ)がみとめられると,分類方法(ぶんるいほうほう)は人為分類(じんいぶんるい)から自然分類(しぜんぶんるい)にかわった。現在(げんざい)用いられている門(もん)・綱(こう)・目(もく)・科(か)・属(ぞく)・種(しゅ)・変種(へんしゅ)などの分類段階(ぶんるいだんかい)はこの方式にしたがっているものである。コーチ 多様な生物の進化の道すじは複雑(ふくざつ)で,細部まで明らかになっていないので,現在(げんざい)の自然分類(しぜんぶんるい)は今後もさらに修正(しゅうせい)される可能性(かのうせい)がある。