じぞくかのうなかいはつ【持続可能な開発】 環境保全(かんきょうほぜん)をしながら,現在(げんざい)や将来(しょうらい)の人々(ひとびと)が豊(ゆた)かな生活(せいかつ)を送(おく)れるように開発(かいはつ)を持続(じぞく)させようとする考(かんが)え。持続可能(じぞくかのう)な発展(はってん)ともいう。産業(さんぎょう)の発達(はったつ)にともなって環境(かんきょう)の悪化(あっか)が深刻(しんこく)になったことから1980年代後半(ねんだいこうはん)に提唱(ていしょう)され,1992年の国連環境開発会議(こくれんかんきょうかいはつかいぎ)(地球(ちきゅう)サミット)の基本理念(きほんりねん)となった。この考(かんが)えのもと,リオ宣言(せんげん)やアジェンダ21,気候変動枠組条約(きこうへんどうわくぐみじょうやく)などが採択(さいたく)され,二酸化炭素排出削減(にさんかたんそはいしゅつさくげん)や生態系(せいたいけい)の保全(ほぜん),森林保護(しんりんほご)などの取(と)り組(く)みが進(すす)められている。持続可能(じぞくかのう)な社会(しゃかい)