じたらず【字足らず】 俳句(はいく)・和歌などで,定型(ていけい)としてきめられた字の音数(5音または7音)よりも字数が少なくなること。用例 「秋黒し昏(く)れて単線(たんせん)の踏切(ふみきり)」(秋元不死男(あきもとふじお))。5音の結句(けっく)が4音で字足らずになっている。