しちがつかくめい【七月革命】 1830年7月,フランスでおきた市民革命(しみんかくめい)。ウィーン会議(かいぎ)後,フランスではブルボン朝が復活(ふっかつ)して反動政治(せいじ)を行った。とくにシャルル10世が,議会(ぎかい)を解散(かいさん)し,出版(しゅっぱん)の制限(せいげん)や選挙法(せんきょほう)の改悪(かいあく)を行ったので,パリで市民(しみん)・労働(ろうどう)者・学生が蜂起(ほうき)。この結果(けっか),国王はイギリスに亡命(ぼうめい)し,このあと,大資本(しほん)家らに支持(しじ)されたオルレアン家のルイ=フィリップが即位(そくい)した。これを七月王政(しちがつおうせい)という。