しちょっけい【視直径】 角度で表した天体の直径(ちょっけい)。視直径(しちょっけい)は天体の実直径(ちょっけい)が大きいほど,また距離(きょり)が近いほど大きい。惑星(わくせい)は人間の目の角分解能(かくぶんかいのう)の1分角より小さく,肉眼(にくがん)では点状(てんじょう)にしか見えない。距離(きょり)の遠い恒星(こうせい)は1秒角よりはるかに小さいが,干渉(かんしょう)計による観測(かんそく)によって視直径(しちょっけい)の測定(そくてい)が可能(かのう)になった。