じっしとうきゅう【実視等級】 肉眼(にくがん)で見たときの星の等級。星はいろいろな表面温度をもち,それぞれ波長ごとの強度分布(ぶんぷ)が異(こと)なっている。一方,人間の目の感度の波長分布(ぶんぷ)はほぼ一定なので,実視(じっし)等級はこれらの積(せき)の形でもとめられる。写真などでも人間の目に似(に)せた感度分布(ぶんぷ)にして実視(じっし)等級がきめられている。コーチ 実視(じっし)等級-1.5等のシリウス(おおいぬ座(ざ)のα(アルファ)星)が全天で最(もっと)も明るい恒星(こうせい)である。