陸上競技種目(男子)のうちで,100m・400m・110mハードル・1500mの短・中距離走,走り幅跳び・走り高跳び・棒高跳びの跳躍,砲丸投げ・円盤投げ・やり投げの投てきの,全10種目の競技を2日間にわたり1人で行い,それぞれの成績を得点化して総得点であらそうもの。デカスロンともよばれる。古代オリンピックの五種競技がもとになっており,1912年の第5回オリンピックから正式競技に採用されている。この競技の優勝者は「キング・オブ・アスリート(競技者の王)」とよばれる。◇2012年のロンドンオリンピックでは右城啓祐選手が出場,日本としては1964年の東京オリンピック以来48年ぶりの十種競技参加となった。