しばりょうたろう【司馬遼太郎】 (1923〜1996)昭和時代の小説(しょうせつ)家。大阪(おおさか)に生まれる。1960(昭和35)年発表の『上方武士道(かみがたぶしどう)』で注目され,同年の『梟(ふくろう)の城(しろ)』で第42回直木賞(なおきしょう)を受賞(じゅしょう)。代表作に『関ヶ原(せきがはら)』『龍馬(りょうま)がゆく』『国盗(くにと)り物語』『坂の上の雲』『項羽(こうう)と劉邦(りゅうほう)』などがある。また,『歴史(れきし)を紀行(きこう)する』『街道(かいどう)をゆく』などの紀行(きこう)文もあり,広く愛読(あいどく)されている。◇2001(平成(へいせい)13)年に司馬遼太郎記念(しばりょうたろうきねん)館(東大阪(ひがしおおさか)市)が開館。