しほんのじゆうか【資本の自由化】 外国との間の資本(しほん)の移動(いどう)を自由にすること。資本(しほん)の自由化が進むと,国と国との経済競争(けいざいきょうそう)がはげしくなり,外国の大企業(きぎょう)の進出などもあって,国内の企業(きぎょう)は大きな影響(えいきょう)を受けることになる。◇わが国の場合,外国からの投資(とうし)(株式取得(かぶしきしゅとく)・企業(きぎょう)進出など)については1967(昭和42)年から段階的(だんかいてき)に自由化が進められ,1976年には,農林水産(すいさん)など一部をのぞき原則(げんそく)として100%の自由化が実現(じつげん)した。