しまんと【四万十(市)】 高知(こうち)県南西部,四万十(しまんと)川(渡(わたり)川)流域(りゅういき)にある都市。室町(むろまち)時代,応仁(おうにん)の乱(らん)をさけた前(さき)の関白(かんぱく)一条教房(いちじょうのりふさ)が京都(きょうと)をまねて建設(けんせつ)した町で,整然(せいぜん)とした街路(がいろ)に一条通(いちじょうどおり)・鴨川(かもがわ)などの名がつけられている。「土佐(とさ)の小京都(きょうと)」といわれる。中村(なかむら)平野の中心都市で,市域(しいき)は山地が広く,木材(もくざい)・シイタケなどを産する。◇2005(平成(へいせい)17)年4月10日,中村(なかむら)市・西土佐(にしとさ)村が合併(がっぺい)して誕生(たんじょう)。人口:3.6万。